代表あいさつ

沖縄市育英会は、夢に向かって勉学を続けたいと願う学生を支えることを目的に、昭和50年に任意団体として発足し、「財団法人」を経て、平成24年には「公益財団法人」として認可を受けました。
発足以来30年余にわたり、公益的な活動に専念し、経済的理由により就学が難しい学生の力となり、優秀な人材の育成に取り組むことができました。
これまで、520名余りの貸与生が無事に卒業され、各方面において活躍されております。これも偏に、関係者の皆様の温かいご支援の賜物と、心より感謝を申し上げます。
昨今の厳しい経済情勢を背景に、学生の生活及び就職等に係る問題は、喫緊の課題であると感じております。その中で、向学心に燃える若者の支援を通して、より素晴らしい未来づくりの一助となりますことを願い、今後とも公益財団法人として社会に貢献できる公益性の高い財団を目指し、取り組んで参ります。
関係者の皆様におかれましては、育英事業の趣旨を踏まえた日頃の活動にご理解をいただき、格段のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

公益財団法人沖縄市育英会  代表理事 桑 江 朝千夫

事業内容

奨学金を無利子で貸与する公益事業を行っています。

事業目的

公立や私立の高校生を主に、成績が優秀で向学心に燃え、経済的事情により大学等へ修学することが困難な学生等に学資の貸与を行い、人材の育成を図ることを目的としています。

運営資金

沖縄市からの補助金、市民や事業者からの寄付金及び貸与生からの償還金で賄われています。

貸与実績

学資を貸与した学生は、昭和57年4月から520名余りを数えています。

沿革

本育英会は、昭和50年7月に沖縄市育英会(任意団体)として発足したのが始まりです。しかし当時資金に事欠いたため、その解決策として資金の集め安い法人設立を決意し、昭和57年11月20日に財団法人沖縄市育英会として法人格を取得しました。
その後、沖縄県教育委員会による試験研究法人及び特定公益増進法人の資格を得、税制上の減免が認められるようになりました。このことにより、市民や事業者等から多くの寄附金が寄せられ、育英事業も順調に運営することが出来ました。
更に、平成24年4月1日には、国の法人法等の改正による公益財団法人への移行が認められ、市民や事業者等には、これまでより税制上の優遇措置が受けられるようになり、その結果、寄附金も積極的にお願いすることが出来ました。
お陰様で現在も、家庭的に事情の有る学生等へ学資の貸与を行いながら、人材育成を目的に日々努力しています。

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